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しばらく話した後で
「じゃぁ、そろそろ家の人心配すると思うから、家まで送るね」
「あ、はい。でも一人で帰れるので大丈夫です」
「や、駄目だよ。暗いし、この辺りは暴走族しかいないから」
「ぇ、でも......」
「結衣ちゃ~ん、大人しく送られとき~」
「ぁ、じゃぁ、お願いします」
「うん、じゃぁ行こっか」
するといきなり零が立った。
「あ、零も行くの?」
零は何も言わずに、車に乗って行った。
「ずる~い、俺も結衣ちゃん送りに行く~」
「お前が来ると狭くなるから、留守番な」
「はぁ~?俺めっちゃコンパクトやんか!!あるのは筋肉だけや!!」
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