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その後は特に何も無く学校に着いた。
俺達はクラス分けが気になっていたので確認しに中庭を通って校舎に向かっていると前から1人の男がやってきた。
「やぁ、おはよう！ 3人とも久しぶりだね」
そう言って気さくに話してきたのは城戸敦。
俺達の中でイジられ役の位置にいる
「誰だ？ お前」
と冷たく言い放つと
「何だよ！？ 新学期そうそうそんな台詞は無いぜ。ってか、いきなり他人のフリかよ？ 相変わらず俺に対する態度は酷いのな！」
この反応が面白い。本当に相変わらずだ
「それより敦、お前いつも遅刻ばっかりなのに今日はやけに早いな」
「クラス発表が気になってね、昨夜は一睡もできなくてそのまま学校に来たから早いのさ」
と蓮の問いにアホの敦が爽やかに答える
「お前は遠足前日に控えたガキかよ……」
俺はそう呟かずにはいられなかった
「全くアンタには呆れるわ」
早姫もそう言って頭を抱えながらため息をついていた
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