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卒業式が終わり家に帰る途中にあるベンチ。
僕はベンチに座りながら空を眺めていた。
このベンチに座っている理由は好きな女の子がいつも決まった時間にこの道を通るからだ。
女の子の名前は水瀬実里 。部活はバレー部に入っている。
彼女としゃべったのは一度だけ……体育の時間に別クラスと合同になったことがある。
彼女がタオルを落としたので拾おうとしたときに互いの頭がぶつかった。
一・実里「いたっ!」
実里「ごめんなさい。拾おうとしてくれたのにぶつかって」
僕は謝る彼女をみてドキドキした。
その時の彼女の表情がすごく可愛かった。
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