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特戦、海兵隊が十字路の全方向を3,4人ずつで確保する。その中心に白鷺、海兵隊隊長と両方の補佐が各1名ずつ集まった形となった。
「よし、開始するっ!?」
パーン!!
白鷺は指令を出そうとした瞬間、白鷺達の陣地に一発の弾丸が撃ち込まれた。
「どっからだ!?」
「3時の方向、敵影2!!」
「ビル4階建の屋上に狙撃手!!」
「坂本こい!」
白鷺は米海兵隊隊長、補佐達と一緒に土嚢に隠れながら、手招きする。
坂本は頷き、土嚢で身を隠しながら白鷺らの場所に着く。
「俺の出番ですっね!」
坂本は嬉しそうに答え、肩にかけていた、迷彩塗装のM24 SWSを構える。
「そうだよ、お前の腕前を見せてやれ」
「ウ~ス!」
「白鷺、俺が囮になろうか?」
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