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横に居た澤村が聞いて来る。その時。
「あの、シラサギ二尉その役目は我々に任せてくれませんか」
米海兵隊隊長のイアン曹長がそう言うが...
「イアン曹長、俺達自衛隊とあなた方米軍、立場は生徒と教師だ。ならば、教師として俺達の行動を見て居てくれないか?」
「わかりました。そうします」
イアン曹長は頷きM4を構え直す。
「よし、澤村が前の土嚢に走り抜ける。その間に坂本は仕留めろ」
「澤村先輩、安心してくださいよ直ぐに仕留めますからね」
「お前なぁ、直ぐ仕留るたって、俺が撃たれたら意味ねぇからな」
そう言いながら澤村は坂本の肩を叩く。
「合図したら、一気に走り抜けろ。」
白鷺は覗き込み...
「行け!!」
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