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「ひゅーひゅー!駿くんモテモテ~」
俺は心底嫌な顔をして一言。
「だまれよ」
「きゃー怖いー!てか何でこんな奴がモテるんだよ」
さっきの子はなー! と、告ってきた女の説明をしだす松下。
女に対して可愛いとか思ったことがない。女が嫌いとか苦手とかではなくて、本気で興味がないのだ。
「お前、一生彼女出来ねーよ?」
昔からの腐れ縁友達である、谷本一樹(いつき)が話しかけてきた。それはもうマジで心配した様子で。
「そーかもな」
俺がそう言った瞬間。
「授業始めるぞー!集合っ」
チャイムの音と共に授業が始まった。
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