1章

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「ひゅーひゅー!駿くんモテモテ~」 俺は心底嫌な顔をして一言。 「だまれよ」 「きゃー怖いー!てか何でこんな奴がモテるんだよ」 さっきの子はなー! と、告ってきた女の説明をしだす松下。 女に対して可愛いとか思ったことがない。女が嫌いとか苦手とかではなくて、本気で興味がないのだ。 「お前、一生彼女出来ねーよ?」 昔からの腐れ縁友達である、谷本一樹(いつき)が話しかけてきた。それはもうマジで心配した様子で。 「そーかもな」 俺がそう言った瞬間。 「授業始めるぞー!集合っ」 チャイムの音と共に授業が始まった。
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