第1章 全ての始まり、出会い。

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「すず、なにボーッとしてるの?新学期早々に大丈夫かぁ?」 気が付けば もう教室に着いていた。 「え?あぁ、大丈夫大丈夫。」 「そ?ならいいけどっ」 席についたら とりあえず予習しよう… 私は 新しいクラスメイトと話をはずませている友里をおいて さっさと 教科書を広げた。 …なんだ、超簡単じゃん。 スラスラと解いていく。 …始業式まであと10分か。 まだ時間あるよね…
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