異質事件
3/5
読書設定
目次
前へ
/
5ページ
次へ
男は一時、建物を眺めながら自分の体が本能的にこの建物を拒否している事に気づいた。 そうだ。この建物と同系統の建物には良い思い出が少ない。 この建物および同系統の建物を見て決まって思い出すのは忘却の果てにでもブチ込んでやりたい位の黒歴史ばかりだ。 さらに、それを忘れようとして良い出来事を思い出す。 すると、だんだん昔が懐かしく恋しくなる。 まさに悪循環の典型的なタイプだ。
/
5ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
20(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!