再会

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友達と楽しく会話を楽しむ。 まずは二十歳になったと言う事でビールで乾杯! ビール…激苦です! 頼んでた料理が運ばれてくる。 店長が運んで来てくれた時に久々に話をした。 『ゆうちゃん元気にしてたか? ゆうちゃん全然姿見せんかったから淋しかったわ!』 『私も淋しかったよ~(笑)』 なんて… 友達は 『ゆう、この店知ってたんやぁ~!』 『うん。よく来てたんよね~店長!』 会話は弾む。 『じゃあゆうちゃんユックリして行きや!』 店長は席を離れた。 次に料理を運んで来たのは… タカだった。 無視するのもおかしいし… どうしようか悩んで 『久しぶり!』 とだけ声を掛け私は友達との会話に楽しんだ。 久々に食べたこの店の料理はすごく美味しかった。 飲むよりやっぱり食い気! みんなで美味しく頂いた。 『今からどこ行く?』 相談の結果カラオケに行く事に…。 席を立つ。 相変わらずみんなとお喋りに華を咲かせながらレジへと向かう。 レジに立ったのはタカだった。 合計金額を聞き割り勘をする為に個々にお金を出し合う。 精算も終わりみんな外に出て行く。 私は最後に… と思い 『元気そうで良かった! さよなら…』 とタカに声を掛け店を出た。 『行こっか!』 駐車場に向かおうとしてた。 賑やかに喋りながら… その時、私の腕が引っ張られた。 後ろに振り向くとタカがいた。 『何……?』 『ゆうちゃん知り合いやったん?』 友達は突然の出来事に驚いていた。 もちろん私も驚いたけど… 『いきなりごめん… 5分でええからちょっとこいつ借りてええかな?』 タカが友達に言う… 『えっ…』 友達はビックリしたまま返答に困り果ててる。 『ごめん… 何か話しあるみたいやから、ちょっと話してくるわ! 車で待っといて! すぐ行くきん!』 私がそう言うと友達は心配そうに 『大丈夫?』 と聞いて来た。 『大丈夫! すぐ戻るから待っといて…』 『じゃあ借りてくから…』 タカはそう言うと私の手を引っ張って足早に連れて行く。
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