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無事面接も終わり、今日は幸先いい感じ。
家に戻り昼食を済ませる。
タカは今日は1時半に学校が終わるって言っていた。
まだ学校にいる時間帯だった。
学校が終わって何時とは約束してなかったが家に来てくれる約束になっていた。
まだ時間もあるしタカに手紙でも書いてみようかな…?
…告白の手紙?
そんなの書けません。(笑)
じゃあどんな内容の手紙を書こう?
あっこの前のおにぎり美味しかったし、それにいっぱい元気貰ったからお礼の手紙を書こう。
何だか端から見たらバカみたいに1人で自問自答していた。
手紙を書くのは好きだったから悩む事なくペンを進める事が出来た。
暇だなぁ。
コンポにカセットをセットし音楽をかけ窓を明けて外の風景を眺めていた。
本当に清々しいいい天気。
…うん?あれ?
まだまだ遠いが自転車を一生懸命漕いで走って来てる学生が見える。
部屋の中の時計を見る。
1時40分過ぎ…
学校から家に帰って私の家に辿り着くまでどんなに急いでも45分は掛かるだろう…。
だから違うだろうけど…似てるなぁ…?
まさかね…なんて思いながら階段を駆け降り玄関のドアを開いて玄関に座ってみた。
すると…
タカがやって来た。
『えらい早いやん!』
『家に帰らんとそのまま来た。』
『…にしても早くない?』
『超特急や~』
『何や!それ(笑)』
『早よ来たんやきん、ちょっとは褒めろや~(笑)』
『はいはい!』
『俺はガキかぁ(笑)』
『ハハハ…(笑)どうする?タクの家行く?家入る?』
『マジ速攻来たから疲れたわ!休ませて。』
『じゃあどうぞ。』
タカを家に招き入れる。
ケド部屋にタカと2人っきりって考えると緊張。
なるべく平静を装ってみた。
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