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(ラウンジ)
(御:紅茶を入れる)
白『…ん…すまないな。』
御『いえ』
白『彼は…いつも通りだな。そうだ……難しく考える事はない。一緒にコーヒーを飲む…それだけの事…。平常心…平常心…』
御『凛々蝶様』
白『…?』
御『デザートの葡萄の皮をおむきしておきます。』
白『だから…そういう事は自分でやると言っている…!』
御『しかし…それでは凛々蝶様の繊細で美しい指が汚れてしまいます。』
白『そんな事を言っていたら、僕は自分の手で何も食べられなくなってしまうが…!』
御『…はい。(キラキラ)ですから…こうして……僕が全て』
白『しなくていい!』
白『(本当にいつも通りだ………平常心……平常心……平常心…っ)』
(学校)
髏『……ちよ…ちゃん?』
渡『朝からへばってんじゃねーぞ』
白『…はぁ……緊張に耐えられそうにない…。なぜ夜の8時などにしてしまったんだ…やはり…学校から帰ってすぐの方が…』
(クラスメイトのコーヒーパックを見て)
白『…いや…計画は練ってある…!時間を指定した事にもちゃんと意味があるんだ!…御狐神君との初コーヒーを…完璧なものにする…!!…そのために』
(アヤカシ館)
(メイド二人と野ばら貼紙を見る)
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