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「ねぇ守?」
「どーした?」
「守は将来とかどーするとか決めてるの?」
有希は急に交差点で立ち止まると言った。
「何だよ急に(笑)」
「いや、守でも将来のコトとか多少は考えてるのかなーって…」
「おれが考えてるように見えるか?」
「見えないから聞いてんの!」
「じゃあお前の思ってる通りだよ。」
「そっか!よかった!」
交差点の信号が青に変わると同時に有希の顔も笑顔に変わった。
そんな中守はアイドルの新しいメンバーの事を考えていたなど到底言える状況ではなかった。
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