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(白:携帯が鳴る) 白『…髏々宮さん…。……はい』 (外に移動) 白『……テスト勉強…??』 夏『若かりし頃を思い出すね~ん』 御『そうですね。』 渡『じじいかよ!!』 雪『はぁ……いいわぁ…!!新緑の木漏れ日の中…二人で顔を寄せあい勉学に勤しむ美少女…!!二人で!!』 渡『俺もいるっての!!』 反『お―…。何やってんだぁ――??』 夏『来週渡狸達のクラス、ミニテストがあるんだって―』 反『へぇ―。で、一緒にお勉強??』 白『……フン。時間が空いてしまってな。……誘われたので暇潰しにと思っただけだ。』 渡『可愛くね―奴』 反『時間?何かあんのか?』 白『フン…当たり前だ……君と一緒にしないでもらおうか。』 反『へぇ―。…忙しんだな…』 (三人で勉強) (鉛筆を転がすカルタ) 髏『…ペリー……ペリー。』 白『いやそれ数学の問題だろ……!数学にペリー出てこないだろ……』 髏『……ペリー…?』 白『分かった……じゃあ僕が歴史の問題を出してやろう』 (教科書開く) 白『大政奉還を行った徳川15代将軍は誰……』 (鉛筆を転がす) 髏『………3…』 白『ッ3?!』 (凛々蝶勉強) 雪『はぁ……。…あたし……鉛筆になりたい…!』 反『……??』 白『……ふぅ……。』 御『どうかなさいましたか?』 白『ん………あぁ。なかなか手強い問題でな…。』 御『……鉛筆をお借りしてもよろしいでしょうか?…………こちらに出た数字を…』 白『……なるほど。』 御『……このようになります』 白『君はまあまあ教えるのがうまいじゃないか。』 御『お役に立てて光栄です。……いつか凛々蝶様とお会いした時、学のない自分では恥ずかしいと一人で勉強していたのです。…報われてよかった』 白『……フッ。それは良かったな………まぁ……別に僕は学が無かったとしても恥ずかしいとは思わんがな。』
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