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病院の帰り道靭公園に足を延ばしてランチを食べに行った
老舗のカフェで昔からある店だ
私はテラスに座ってパスタとアイスコーヒーを頼んだ
肋骨が二本も折れてると聞いたとたん胸が痛くなった
人間っておかしなものだ
食べ終わってホットコーヒーを頼んだ時肩を叩かれた
『風子ちゃんちがう?』
振り向くとそこには相原さんがいた
『お久しぶりです。あの時はありがとうございました』
『いやいや。俺もここでランチしてたんやで奇遇やな』
『ほんまですね、私病院の帰り道なんですわ』
『大阪弁やな。うんすごくいい』
『で体は?』
『肋骨が二本折れてた。聞いたとたんにいたくなって』と私は笑った
『俺車やから送らせてもらうわ。安静にしとかなあかんで。ようなったら美味しいもん食べにつれてったるし』
『ありがとう』
この人ホントに優しいな
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