彼が変わった日

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今日は和夫のマンションにいく日。 得意の料理で和夫の胃袋わしづかみ 私は合鍵を持っていて、先にマンションに入って夕飯の支度をしていた でも和夫からは連絡もなく、携帯も繋がらない もう11時…私はテレビを観ながらため息をついた 結婚したらこんな事しょっちゅうだろうな…夫婦喧嘩しなきゃいいけど 11時半に玄関の鍵があいた 『いたのか風子、悪かったな』 『携帯繋がらないから心配したよ…接待でもあったの?』 『そんなところかな』 和夫はひどく酔っていた 『料理、冷蔵庫にいれとくから明日たべてね。さあ早く着替えて』 『風子…お前さ…この間の水曜日残業だったよな。それホント?』 『ホントに決まってるじゃない。私の仕事は残業がつきものだって、一番わかってるの和夫だよ?』 『だよな…』 『もうへんな事言わないで。さあ横になって休んで』 私は着替えを手伝うと、和夫をベットに寝かせた 『愛してるよ、風子』 『私も。じゃあ帰るからね』 私はそっとドアをしめてマンションを後にした
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