彼が変わった日

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翌日私は相原さんと朝ごはんを食べた 『まぶたの腫れもだいぶひいたな。これからすぐ美容室いってくるといい』 『なにからなにまでありがとうございます。すぐ行きます』 『ここの朝ごはん美味しいやろ?だからここに泊まるんや』 『お仕事なにされてるんですか?』 『不動産屋と一級建築士。一応オーナーや』 『すごいですね』 『小さな事務所やで。たいしたことないわ』 相原さんは少しかたぎにみえなかったけど優しい人だ 私はいつもいく美容室に車で送ってもらい、彼に電話番号を教えた 『かまへんの?』 『お礼です。また東京来たときは連絡ください』 相原さんは子供のような笑顔で車から手を振った
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