--THE.実話--

おばあちゃん。

それから6年たった頃私17才で妊娠して、結婚した。

お腹に赤ちゃんができて、久しぶりにおばあちゃんと出かけたくなって、おばあちゃんと久しぶりに懐かしい場所を歩いた。

でも、あの頃とは違う。

電気屋はなくなり、新地なって、それで、おばあちゃんもあるけなくなってた。

『もう手を繋いで、おばあちゃんと歩幅を合わせて歩けないね？』

私はおばあちゃんの車椅子を押しながら、おばあちゃんに話しかけると、おばあちゃんは、

『あの時はごめんね。』

と謝ってきた。

もう、6年も前の事なのに…。

まだ、気にしてた。