幕末へ

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私、麻見 悠(アサミ ユウ)は、15歳ながらに、天才医師として、アメリカの某大学病院に勤めている。 私の見た目は、髪は茶色で長さは背中ぐらい。 顔は、美人でも不細工でもなく、普通。 身長も普通。 ただ、人より、頭が良く、器用なだけだ。 「It's splendid」 (見事だね) 今もまた、成功率10%以下の手術を今終わらせ、手術着を脱いだ。 勿論、結果は成功! 「Asami, the operation were perfect!」 (麻見、完璧だったよ) 「Tanks」 (ありがとう) 手を持ってブンブン振って、歯を見せてニカッと笑う、同僚の医師。 しかし、私にとっては、どうでもいい。 手術とは、芸術だ。 いかに、早く、綺麗に仕上げるかだ。 それにしか、興味ない。 そして周りも、私の腕にしか興味ない。 「It is boring」 (退屈だな~) そう呟いた時――。 『つまらぬか?』 「What?」 (何?) どこからか声が聞こえた。
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