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それがついさっきのこと。気が付いたら私は私の身体と私を殺した犯人を見ていた。男のようだけど顔は目だし帽をかぶっていてよくわからない。私はこの人の ことを恨むべきなんだろうけど、恨むという気持ちはない…と思う。どこか死んだことでホッとしていた。
これ以上二つ葉のクローバーに苦しめられることもないんだと思った。私の身体が完全に埋まると同時に浮遊感を感じた。人はこうやって死ぬんだ、とまるで他人事のように考えている。
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