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そんなある日、家に帰るといつもなら夕飯の準備をしている母の姿が見えなかった。何か買い忘れたものでも買いに出かけているのかなと思っていると、携帯電話がなった。
正直言うといやな予感がしていた。電話を取ると父からだった。母が交通事故にあったらしい。あわてて父から聞いた病院に駆けつけたが、もうすでに母は亡くなっていた。信号を渡ろうとしたと きに大型トラックが突っ込んできて・・・即死だったらしい。医者は苦痛を感じずにすんだことが不幸中の幸いだと言っていた。遺体は本当に母のものか分からないくらいぐちゃぐちゃになっていた。私はこのとき二つ葉のクローバーのジンクスのこと思い出していた。
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