第1章

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「拓哉くんよ、吏加と同じ高校2年生」 「拓哉くん。よろしく」 「うん。よろしく」 自分でも無愛想な挨拶だったってわかっていた。 新しい兄弟ができるということはお母さんからきいていたけれど… てっきり、弟だと思っていて、まさか同い年だなんて、とても驚いた。 拓哉くんは、真樹さんの前の奥さんの息子さんで、とても真樹さんに似ていた。 私より20cm以上高い身長、整った顔や体。 拓也くんは、おそらくモテるんだろうな…。 
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