1、箱にある秩序

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「…の。 いち…壱野。 終わりだぞ」 「へ?」 ふっと意識が戻った感覚があった。 壱野の目の前にはいつの間にか、姉さんがいた。 「壱野、テストは終わりだ。 見てみろ」 壱野は、両手で何かを握りしめていることに気付いた。
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