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蒼「あの森は、危ないからな…」
咲「うん。だけど、限りなくあの森に近い場所での戦いになる」
蒼「ちょっと<林>か<火>の国境に入るってこと?」
咲「そう……あの森を取り囲む、普通の森の中で戦うのが俺の理想。
一般人を巻き込むのだけは避けたいからね」
そうやって、俺たちがどんな策でいくかを話し合っていた時。
部下の1人が慌ただしく部屋に駆け込んできた。
「朝倉さん、いらっしゃいますか?!」
咲「わっ、何かあったのか?!」
「良かった…リーダーもこちらに…!
<風>から、文書が届きました…!!」
俺はバッと立ち上がって、その文書を開いて目を通した。
蒼くんも同じようにして、2人で目を通す。
【戦争開始の日時と場所を指定したい】
【今から6日後、
<林>と"禁忌の森"との境目の林】
【受けるかどうか、2日以内に返答を】
そう、書かれていた。
、
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