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おいおい、……いくら何でも。
やりすぎなんじゃねぇの?
そんな俺の心中を見抜いたように、サノは小さく息を吐いた。
悠「心配しなくても、ハードにやるのは今日までだから」
蓮「………それならいいけど。
で、調子は?」
悠「大丈夫だよ。
夏目さんの結界は<風>でトップ。
そうでなくても、元々俺は夏目さんのこと信用してますから」
一応ね、とサノは言葉を濁したけど、照れ隠しなのはすぐ分かった。
ま、最初から大丈夫だとは思ってたけど。
蓮「あと3日か…」
悠「策は今のところ考えてないんだけど……総力戦だし、前のでいいですか?」
蓮「それでいいよ。
リーダー対決と、副リーダー対決…ね」
悠「向こうも多分それで来ますよ。
<山>にAランクはいない以上、俺たちの相手は副リーダーが来るだろうから」
サノの言葉に、大きく頷いた。
やれる事はやった。
後は、戦うだけだ。
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時は満ちた。
望まれぬ戦いが、幕を開ける――。
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