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「秋月さん!佐々野さん!」
衝突の後、秋月と佐々野のもとへ報告が飛び込む。
「報告します!
<山>は軍人全員に結界が張られており、攻撃が難航しております!」
その報告に、秋月と佐々野は眉をひそめる。
蓮「人数が少なめとはいえ……全員に結界、か」
悠「……トップ2人のうち、どちらかが風の<力>を持ってるね」
蓮「だな。……行くか」
多くの結界を張るためには、それに見合う強い<力>が必要……。
相手の結界の術主が、特Aランクに間違いないと踏んだ2人は、頷き合って……動いた。
一瞬で、戦闘が繰り広げられる位置まで跳躍した後、
高く上空に跳び、そして。
蓮悠「うらぁぁっ!!!!」
2人同時に<力>を放ち、<山>の軍人目掛けて、広範囲に及ぶ攻撃をした。
秋月は氷の<力>で、鋭く尖った大量の氷柱(つらら)を放ち、
佐々野は両手から雷を落とした。
咲「っ蒼くん!!」
蒼「おう、行くぞ!」
それと同時。
<山>の2人も、瞬時に動いた。
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