499人が本棚に入れています
本棚に追加
後方にいた2人はその攻撃が仲間たちに届くよりも早く、一瞬で攻撃の落下地点へ移動し、同時に<力>を解放した。
天野の雷、朝倉の炎が秋月らから放たれた攻撃にぶつかる。
蒼「…っらぁ!」
凄まじい音を出しながら激しいぶつかり合いが起き、まるで大爆発が起きたかのようだった。
周囲にいた軍人たちはその場から吹き飛ばされたが、秋月と佐々野、天野と朝倉は踏ん張って耐えた。
悠「防がれた……か」
蓮「…、臨むところだ…」
爆発は収まったが、その影響で起きた砂煙に包まれ何も見えない視界の中、<風>の2人は油断なく構える。
咲「、やっぱり……強いね」
蒼「うん………見えてきた」
<山>の2人も相手の強さを確信しながら油断なく構え……そして、視界が晴れてきた。
ザァァ……
風が、彼らを囲む木々を揺らし、音を立てる。
そして
完全に視界が晴れた。
、
最初のコメントを投稿しよう!