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それはある日の夕方
学校の授業が終わり、生徒がぞろぞろと帰り始めた頃
少年二人は屋上にいた
「…なんだよ…あれ」
「真っ黒だね…」
少年達の目の前には真っ黒な雲が渦を巻いていた。
「なんか…近い…」
雲はもの凄いスピードで二人に近づいていた。
「ヤバいっしょ(汗)」
焦った二人は逃げようとするが時すでに遅く二人の周りを雲がまとわりつく。
「っ!?桜!!」
「誠!!」
二人は手をとろうとするがあともう少しの所で雲に呑み込まれていった。
雲はその後、何とも無かったように姿を消した。
二人の少年と共に……
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