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「…………うう」
朝っぱらから布団の中で呻く佐助。
「大丈夫か?」
そんな佐助を労るように橙の頭を撫でる。
「……俺様をこんなんにした張本人がなにいってんのさ…!!」
昨日は、あのまま朝まで抱かれた。
実はさっき起きたばかりである。
「…手前もノリ気だっだろう?」
にやっと笑う小十郎。
「なっ!////」
ボッと顔を赤く染める佐助。
そんな姿も愛らしい。
「もうたてないよ…」
小十郎さんのせいだ、とにじり寄ってくる佐助。
「まだ全然俺の愛にはたりねえけどな」
そう言ってのけると、佐助はこれ以上ない程顔を赤くした。
「…可愛い奴め」
そんな姿に思わず頬が緩む。
「こ、小十郎さんが恥ずかしいこと言うから!!//////」
破廉恥だの何だのとのたまわる佐助を、後ろから抱き寄せる小十郎。
「っ!!//////」
「文句言う割には元気だな?」
意地悪に笑う。
「…!/////」
後ろからまわる小十郎の腕をきゅっと抱き寄せる。
「…佐助?」
「…俺様、なんか今。スッゴい幸せ………かも(照)」
幸せそうに微笑む佐助。
「じゃあこれから先、ずっと幸せにしてやるよ」
「……よろしくお願いします。小十郎さん!」
END
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