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「じゃあ、西原は東雲の隣。東雲、お手」 「・・はいっ!って私、犬じゃないんですけど!」 アハハ!―― また笑いが起きた。勢いでツッコミをしてしまったからだ 担任から犬扱いされるも、西原くんが分かりやすいように東雲ですと手を挙げた 「東雲は犬じゃなくて猫だもんな」 動物の時点でどっちでもいっしょじゃないのか 西原くんは笑わずに私を確認するとこちらに向かって歩いてきた 「西原くん、よろしくね。」 私を見て西原くんは『え?』というような吃驚した顔をした
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