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一刀の向かいの席に鈴々が座る。
「こら鈴々!まだ仕事が残っているだろ?」
「もう面倒くさいのだー……お兄ちゃんと一緒にお茶するのだ」
「まぁよいではないか、愛紗。一休みもせねば進む仕事も進まんぞ」
いつの間にか星も座っており、隣には朱里と雛里も仲良さそうに座っている。
「ほら、愛紗も座ったら?」
一刀に言われて愛紗もしぶしぶと言った様子で座る。
「お姉さま、私たちもお茶にしようよ」
「そうだな。んじゃご主人様、私たちも混ぜてもらうよ」
それに続いて翠と蒲公英も座った。
「あらあら、皆集まって楽しそうね」
「お館様の周りにはいつも女子がいるのう」
「わーい!璃々もお茶飲むー!」
また声が聞こえてきたら、紫苑と璃々、そして酒の甕を持っている桔梗が歩いてくる。
「ご主人様、私たちもご一緒させてもかまいませんか?」
「うん、いいよ。みんなと一緒の方が楽しいし」
「みんなー!」
大声が聞こえて見ると、桃香とその後ろから焔耶がオロオロしながら走っている。
「お待ちください桃香様!まだお仕事が……!」
「それはもうおしまい!私もみんなとお茶したーい!」
そんな様子を見ていた全員が笑った。
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