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『自己紹介致します。私は、BLACK RABBIT案内システムHYDE(ハイド)です。宜しくお願いします。』
ハイド……。案内システムって事は、何か教えてくれるのか?
「ハイド、これは何なんだ?」
『BLACK RABBIT SYSTEM。略してBRSは、使用者の運動能力補助などのプログラムが組み込まれており、一般市民に怪人から町の平和を守って貰う事を目的に開発された戦闘スーツです。』
怪人?戦闘スーツ?運動能力補助?
意味が解らない……。
でも……カッコイイ!
『それでは本格的にプログラムを進行していきます。亮さん、右耳の辺りにあるスイッチを押してみて下さい。』
俺は、ハイドに言われた通りに右耳を探り、それらしいスイッチを押した。
ギュウウウン
がっ……!?体が締め付けられるかの様に全身に痛みが走った。
ブ、ブォ-ンブン
痛みが治まった。
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