絶望 富士の悪夢

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5周が経過 序盤の抜きつ抜かれつのバトルから一転 紫電はペースを上げて86を徐々に置いていく 2台の差は一周コンマ3弱広がっていった 紫電の加藤も大神ではなく、数秒前を走るエンドレスタイサンポルシェにターゲットを切り替えていた 東は落ち着いて無線を入れた 「さっきのラップ自己ベスト。紫電はかなり速いラップやから、なんとか食らい付いていけば上位に行けるで」 「追い付けないっすよ」 「構わん。今回はしぶとく行くで!!」
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