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「ママー!!行ってくるね!!」
ラエルが小さな木造の家を出ようとすると
「ラエル!!忘れ物!!」
琥珀を削っている母がラエルを引き止める。
そして手作りの木で作られた短剣を指差す。
「これなに?」
ラエルは首を傾げ
短剣を手に持つ。
「最近ゴブリン達が暴れてるらしいから気をつけて」
母は琥珀を削りながらラエルに言う
そして父が目を覚ます
「ラエル・・・もしなにかあったら[ドリュアス]に助けを求めるんだよ?」
ドリュアス
それは森を守る1人の精美しき容姿のせいか人間に見付かると連れて行かれてしまうこともよくあった
自力で戻ってくるが
「わかってるよ?パパいつもそればっかり!」
笑顔で言うラエルに
つられて微笑み父
その様子を見てた母も
微笑む。
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