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街をさまよいながら思っていたこと…毎日考えていた自分の安らげる場所。
最初からないと決めつけて、ずっと諦めていた。
"良かったらまた来てね"
あの言葉がどれだけ嬉しかったことか…
大介くんはあの日からずっと私の安らげる場所だったんだと思う。
どれだけ救われたことか。
イジメられた時もあった、あんたがいなくなればいいのにと言われたこともあった、死ねと言われて死のうかと思った日もあった、遊人の暴力が苦しかった、それでも変わらず優しかった人…
全てを打ち明けても優しく包み込んでくれた人…
「上がろう…」
カタン…
遊人と復縁したこと、遊人とのたくさんの愛と思い出と温もりはきっとそう簡単には忘れられないと思っている。
優しかった遊人…
私のためにクラスと先生に必死に訴えてくれた遊人…
何度も抱きしめては安心させてくれた遊人…
あなたは私の唯一の居場所でした。
ありがとうございます。
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