はじまり

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飛鈴が産まれてはや10年。 二人とも立派に育っていった・・・ 飛白 「それでは、お婆様。 色々とありがとうございました」 飛鈴 「ました!」 桜 「別に良いのよ♪ 可愛い孫だもの♪いつでもいらっしゃい♪」 飛鈴 「はーい!」 飛白 「わかりました。では・・・」 飛白は一礼して桜の作っていた空間に入った。 飛鈴 「お婆ちゃんやっぱり強かったね!」 飛白 「そうですね・・・一度も攻撃を当てれませんでしたね」 空間を歩いて出口に向かう。 飛白 「お父様やお母様から離れて2年・・・お元気でしょうか・・・」 飛鈴 「きっと大丈夫だよ♪ あ、出口だ♪」 話しているうちに出口についたらしく二人とも外に出た。 パン!パパン! 記憶 「お帰り二人とも♪」 フラン 「お帰りなさい♪」 咲夜 「お帰りなさいませ飛鈴お嬢様、飛白お嬢様」 グレン 「どうぞお嬢様方。こちらへ」 グレンは椅子を引き二人を座らせた。 レミリア 「さぁ!二人が帰ってきたから宴会よ!」 飛鈴 「わーい♪」 飛白 「レミリアおば様は相変わらずのようですね・・・」 記憶 「二人とも。取り敢えずお祝い事なんだ。 主役は、お前達なんだ♪」 フラン 「じゃあ二人とも♪」 飛白・飛鈴 「ただいま! ただいま戻りました!」 二人は戻ってきた。 とても強くなって、可愛くなって、逞しくなって。 それは、誰もが見てもわかるぐらいに・・・ 飛白 「帰ってきただけですのに・・・」 宴会にたいして呆れている飛白。 だが飛鈴は、気にせず楽しんでいた。 飛鈴 「お姉ちゃん食べないの?」 飛白 「私は少食ですよ飛鈴」 飛鈴 「特性みたらしだんご以外はね♪」 飛白 「あれは別バラです」 そう言って宴会料理をすこしずつ食べる飛白。 みんなは、相変わらずと言って良いくらい騒がしい。 でもそれが実家なんだと思う。 レミリア 「で?二人は、どのくらい強くなったのかしら?」
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