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半『…チッ…そこに這いつくばって見てるが良いですよ…あの闇が俺の手に落ちる様を…』
才『そう上手く…いくかよっ』
半『調教すれば何とでも…この純粋な破壊の力…純粋な欲望を持った俺に相応しい…!!…さぁっ出てこい伊佐那海!!』
才『…伊佐…那海っ』
(半蔵闇に腕をちぎられる)
半『何故だ…!?奇魂さえあれば意のままになる筈…!?…っう…闇に…喰われる…!!うわぁ―!!』
(闇に呑まれる半蔵)
幸『半蔵を…奇魂を拒んだ…?!……っ!!六郎!!』
(伊佐那海の闇に近づく六郎)
才『六郎さん……』
六『出雲の地下にあった妖言…闇の力は再び地上に現れた時…九つの根源の力を持つ者の命をもってそれを封じよ…。あれが本当ならば…!』
才『…出雲の…妖言……あの碑文か…!!』
六『私は…右目を失ってしまいました。しかしそれでもなお…水の根源の力を持つ勇士の一人!この命をもって…僅かでも闇の力を封じる事が出来るならば…』
幸『六郎!!ならぬっ!!』
六『幸村様!!…どうかこの六郎の最後の勝手をお許し下さい…』
(闇に取り込まれそうになる六郎、せれを庇う才蔵)
幸『六郎…!!才蔵!!』
才『俺達の命と引き換えにこの闇の力を静めろってのか……??…上等だ』
幸『才蔵!!半蔵の最後を見たであろう…!!あれはもう伊佐那海ではない…むやみに手を出せばお前をも滅ぼす…!!』
才『…伊佐那海だっ!!…考えなしに行動して面倒ばっか起こしやがってずうたいばっかでっかくなっただけで…何も変わっちゃいねぇだろ!!』
幸『才蔵……』
才『俺は俺のやり方で…この暗闇に切れ目入れて、どつきおこしてやる…!!伊佐那海ー!』
(闇に斬りかかる才蔵闇に取り込まれる)
六『…才蔵が…』
幸『これが…これが本当にお前の望みなのか…伊佐那海!!』
(清海の場面に、清海は倒れている)
清『伊佐那海…これではもう…節操の信じたものは…』
弁『諦めるなおっちゃん!…おいらもいる…!!頼ってみなよ!!』
清『節操は敗れたのだ…。信ずべき神々に見放されたのだ…』
弁『それなら仲間を!おいらを信じなよ!!力を合わせればあんな奴……!!よし!出来た!弁丸印カラクリ炸裂拳ヒノカグツチ!!』
白『ガキ…悪あがきは済んだのかい……』
(蟲が至るところに飛ぶ)
灰『何なの…??』
十『闇が蟲共を狂わせたか…!!佐助!!』
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