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「とにかく鉢合わせすると不味い、さっさと移動しよう」
ライアンはそう言うとD・Dを連れて部屋を回っていく
が、やはりゾンビの姿は見当たらない
「いねぇな、駆除作業中って実はゾンビの事か?」
「……かもしれないな、ウィルスが漏れたのを察知して防衛用に作動したのかもしれん」
二人は大きな部屋に入り、電気をつける
「第2実験室……、此処でウィルスの投与実験をやってたらしいな」
部屋には多数の巨大な試験管とその中に数本中身入りがある
「おーおー、大量だねぇ……タイラントがひーふー、4体も入ってるぜ」
D・Dは試験管の中で起動を待つタイラントをみながら言う
ライアンはそんなD・Dを後目に一台のコンピュータを発見する
「……これでタイラントの起動確認をしてたみたいだな」
点滅する画面は数体のタイラントが既に起動が確認されていた
「T-サーチ型?が4体起動しているらしい……それと、T-F型?が起動してる」
「つまり合計5体か……さすがにそんなには倒せないぜ、弾が足りない」
D・Dはマガジンの中身とスペアマガジンを確認しながら言った
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