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様子を伺っていた二人はタイラントの思わぬ反応に戸惑う
『繰り返します、現在、現スペースは、汚染されています
速やかに、避難してください』
機械音声がタイラントにのコートについているスピーカーから響く
「どうする? どうやらバレてるぜ……」
「敵意は無いらしいが……一か八かやって見るか」
二人は窓から顔を出して
タイラントにコンタクトをとった
「地上に出る方法はあるのか?」
『ピー……現在地下は汚染率が規制値を超えて閉鎖中です、エレベーターホールにある除洗室へ向かいましょう』
返事なのか指示なのかわからないが返答が帰ってきた
「敵意はないな、いきなり殴られたりはしないみたいだ。」
「しかし話が通じてるようにも見えないぜ、敵じゃないのはありがたいがな……」
D・Dは少し安堵した様子で言うが
いまいちタイラントを信用していない様子だ
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