ポリス&スモーカー

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現場組はそれゆえに歯痒い思いを幾度となくしてきたが、今回もそれは顕著に現れ 意地ばかり一人前の上司は専門家の応援を打診した部下を撃った 軍隊がそれだし、我がグリーンデイ市警の上司もトラブルについても戦闘についても素人同然 漫然と書類に判を押すだけの人間がゾンビと戦いつつ軍人相手に格闘できるとは思えなかった 「よっ……と、なかなか素晴らしい出来栄えね、大工でも居るのかしら?」 バリケードを乗り越えたフェイは出来栄えに感心しながらも投げ捨てられた銃器を確認する 「……ガバメントにコルトのリボルバー、一般的な銃器ね」 投げ捨てられていた銃はコルトガバメントに357リボルバーなどの拳銃ばかりだが ガバメントの数が多い 「弾が残っているわね、もったいない」 中でもガバメントには弾丸が入っているものがあり、もったいない精神から弾丸を集める すると、数丁から8発を回収出来た 「ふふ、もったいないは世界を救うんだよね」 ガバメントをベルトにさすと、フェイは建物の中へ
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