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やはり、誰もいなく漫画表現で言うとしーんという言葉が当てはまる。
「今日は水曜日だから……朝はHRか。まだ、助かるな。あの担任だからな」
俺は苦笑いしながら担任を思い出した。
学校に入り自分のクラスを目指した。1―3 と かかれたプレートを見つけ一先ず呼吸を整える。
俺が入学した時は桜が咲く4月だったが今は散った6月だ。
「はぁ……はぁ……。あー行くかな」
扉をゆっくりと開けた。
「凪ー。遅刻だぞ。あ、この時の遅刻はよくある……」
「今すぐ座ります」
この担任は見た目が……そーだな3分Z組の担任に似ている。死んでる目に伊達眼鏡。ただ違うのは髪が天パじゃなくストレートの普通の黒髪という所かな。
俺は自分の席に座った。
「これで10回目の遅刻ですな。今の心境は?」
「そうだな、今すぐお前を叩きたい」
俺が座ると同時に後ろにいる男が話しかけてきた。こいつは中学からの連れの 雪田 光秀(ゆきた みつひで)。まぁ所謂サブキャラだ。
「あ~話が途中で止まってしまったが再開するぞ」
先生はダルそうにそう言った。
ある晴れた日の事~♪魔法以上の愉快な~♪
「あ、もしもし」
先生の携帯が鳴り授業中なのにでる。つーかその着メロやめろよ。
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