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『今から、My、ゲームを行います。途中退場は認めません。』
My、、、、ゲーム?
「クスクス、、始まった?始まった?」
さっきの笑みとは違う、狂った笑みを浮かばせる。
すると、緑色だった部屋が透明になった。
!?、、
透明になった部屋から覗いている女性…。
「お母さんかー、つまんないの。」 そう言って、火織は透明になった部屋を
すり抜けた。
「なっ!……」
あまりにも、奇妙すぎて夢を見ていると無意識に思ってしまった。
「ガー、、では、今回のMyゲームは 間違い探しです。」
すると、隣の部屋の女性が
二つに別れた。
見た目はそっくり。
どうやっても見分けれない…
「ガー…3つ質問してください。質問し終わったらどちらか、一方を 選択してください。では、ゲームスタート!!」
その合図で、火織が質問する。
「質問、1 私の、お父さんは?」 右の女性が答える。
「そんなの良いから、速く出しなさ―…
―パキュン―
乾いた音が、耳を貫く。
「!!」
火織はあろうことか、自分のかもしれない人の、額を拳銃で打った。
ドサッ…
大量の血を流して動かなくなった。
嘘だろ…
後ろで、すすり泣く音が聞こえた。ハハ!」
こいつ、正気じゃねぇ!
散々、笑いこけた後に、彼女はもう一人の女性に話しかけた。
「ねぇ…、早く答えろよ。」
いや、脅した…の方が正しいだろう。
「あ…あぁ…、秋、央―…
―パキュン―
「あああぁぁぁぁぁああぁぁ!!!」
また、乾いた音が、耳を貫く。
しかし、それと同時に、甲高い声が部屋を埋めた。
「ザーンネーン、正解は忘れた。でした~!」
「こんなの…、ゲームじゃない!!ただの人殺しだ!!」
真っ白な部屋に声が響く
火織は、驚いた顔をする
が
「はぁ?なにいってんの?ゲームにクソもあるか?」
「っ、、でもこれは!!」
!?、、、
火織は、さっきとは違う”殺し”の眼をしていた
コワイ、それだけを思った。
「おっさんなにか、勘違いしてねぇーか?あぁ?」
拳銃の銃口を額に向ける。
コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ
初めて人を恐れた。
しかも、こんな形で
「誰も人殺しのゲームなんて言ってねぇよ。それとも何?そうして欲しいの?」
「ちっ、、がう」
「じゃあ、口出しすんな。偽善者。」
、、、
返す言葉が無かった。
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