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「まぁお母さんはまた今度説得すればいいさ。ちゃんと話せばわかってくれんだろ。」
親父とそんな風に話しているのも久々過ぎて少し違和感を感じた。
「それよりお前はマグナに乗りたいのか?」
「うん!こんな格好良いバイク無いよ!」
俺は目を輝かせて言ったが親父は冷静にマグナの欠点を指摘した。
「マグナはミッション車だぞ。ちゃんとクラッチ使って運転出来んのか?」
「そんなの練習すれば良いさ!」
と俺は言ったが、マグナの欠点はそこでは無かった。
「それだけじゃない。このバイクいくらするか知ってんのか?」
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