マグナとの出会い

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「えっ!?」 値段の事など完全に忘れてマグナに惚れ込んでいた俺は、現実を見るため、ハンドルバーにかかっている値札に目を向けた。 「何これ!?マグナってこんなするの?」 一気に現実を突き付けられた俺は愕然としてしまった。 「お前の貯金はいくらあるんだ?」 「…15万…」 「これじゃあ5万足りないな。」 「中古の原付で20万って高すぎない?新車のスクーターより高いじゃん。」 「スクーターとは格が違う。値段の分、長持ちはするとは思うけどな。まぁ頑張って貯金するんだな。」
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