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Chapter=one [亜しき存在]
この世は、二つの種族に分かれている。
「光」の神、キラリと「闇」の神、ドロリは欲深い人間に鉄槌を下すため人間を二種族に分けたのだ。
すると人間は互いに争い始め、次第に種族の中に上下関係が生まれた。
種族に名前を決める自由はなく、名前によってその人物の能力値は決められていた。
闇ならば、「闇」や「黒」…
光ならば、「光」や「白」を名に持つものは種族間でも特に《闇(光)の主 ダーク(ライト)マスター》と呼ばれた。
そう、二種族間には単一能力者しか生まれないのだ。
………しかし。
「ソレ」は生まれてしまったのだった…。
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