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チリンチリンチリンチリン
歩を進める度に首につけられた鈴が鳴る
最初の頃はうるさくて嫌だったけど
慣れた今じゃ結構気に入ってたりする
チリンチリンチリンチリン
今どこに向かってるかって?
決まってるじゃねぇか
朝餉だ A・SA・GE☆
あー 腹減った
ガヤガヤガヤガヤ
「あっ!キミじゃん!
おはよー!!」
『おぅ!おはよっ!平助』
広間には隊士のほとんどが集まっていて
土方と救い主(近藤)を待っている という状況だ
「土方さんが寝坊で遅れんのはしょっちゅうだけどさ
近藤さんまで遅れんのは珍しいよな」
「確かに 平助の言う通りだな
何かあったのかもな」
平助に相槌を打ちながら俺の頭をグリグリと撫で回す左之
これが結構気持ちいい
「昨日の晩 飲み過ぎたんじゃねぇのか?」
『救い主を新八と一緒にすんな!!』
シャーッ
救い主を愚弄したともとられる新八の発言に思わず牙をむく
「…俺こいつに何かしたか?
すっげー嫌われてる気がすんだけど」
「キミは新ぱっつぁんの行動、言動、体臭が気に入らないんだよ
なっ?キミ?」
俺の気持ちを代弁した平助
俺はニャォンと甘えるような声を出して平助の膝にすり寄った
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