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夕「ふふっ楽しみやなー」
慎平「てか夕この間のゲームの続きやるで」
夕「臨むところや!」
智洋「今日はオールやな」
家の玄関に到着し鍵を取り出しドアを開けた
夕「あれ?」
玄関を見ると見慣れないローファーが一足
しかもでかい。男用にしか見えない。つまりはあたしのではない。
夕「ド、ドロボーや!!」
慎平「え?」
夕「見慣れんローファーがある!」
智洋「ドロボーが一々靴脱ぐか?」
夕「と、とにかくはよ部屋に!」
急いで部屋に入ろうとしたらいきなりドアが開いた
「おかえりなさい!」
夕「え?!」
「待ってたで!夕!」
夕「は、え、ちょっ誰ですか?」
「君の婚約者やねん、俺」
「「「ええええええ!?」」」
「まーまー中入ろうや」
夕「ここ、あたしんちやし!」
取り合えずあたしの部屋に入ってテーブルの前にあたしと謎の男が向かい合って座り智洋はそれを見る限り明らかに不機嫌で慎平はベッドの上に座る
「取り合えず自己紹介やな!俺は重岡大毅。高校二年生。好きな食べ物はラーメン。他には女の子」
夕「あ、あたしは御園夕。高校二年生。好きな芸能人は嵐の大野君」
智洋「で?さっきの婚約者ってなんやねん」
もう手遅れなくらい不機嫌な智洋が呟いた
大毅「なんも聞いてへん?夕の両親が夕が一人で暮らすなんて心配過ぎるから俺と婚約してくれって言われたねん」
夕「オカンとオトン有り得へん」
大毅「で、夕の写真見たけどもうドストライク!ってなわけで1ヶ月ここで過ごします」
夕「…は!?」
智洋「あ、あかん!俺が許さへん!てかなんでお前夕の事呼び捨てやねん!」
大毅「夕は俺の未来の奥さんやねん。てかお前こそ誰や?夕のストーカー?」
智洋「俺は神山智洋!夕の幼なじみや!」
大毅「なんや幼なじみか。対象外」
智洋「なんやとお前ー!」
慎平「神ちゃん辞めーや!」
夕「慎平?」
慎平「重岡君イケメンやから許したってや!てか夕が婚約者とか勿体ない!」
夕「おまっ、」
智洋「とにかく!お前みたいな軽そうな奴に夕は渡せへんわ」
大毅「夕はもう俺のもんやで?」
夕「…オカンたち帰ってきたら恨むわ」
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