始まりの朝

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「ありがとうやっぱり純は優しいね」と満面の笑みで俺をほめてくれた しばらく遊んでいたら中学生くらいのやつらがやってきた 「おい、そこどけよ」 そう言いながら楓が乗っているブランコを無理やり取り上げたのだ 「やめて、返してよ乗りたかったら順番くらい守りなさいよ」 「うるせー俺たちは今すぐ乗りたいんだよだから俺たちが飽きたら譲ってやるよ」 なんて大人げないんだ そんなことを思っていると 「うゎーん、ブランコ返してよせっかく純と一緒に遊でたのに」と楓は泣き出してしまった あったまきた 楓を泣かすやつは俺が許さねえー
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