始まりの朝

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さっきのが恥ずかしかったのか楓は俺の数歩先を歩きだした なにをされたのかわからずボーっとしていたら… 急に楓が振り返って 「また、私が困ってたら助けてね、純」 楓の後ろにある夕日のせいだろうか少し楓の顔が赤い気がした 多分、俺の顔も赤いんだろうなとか思いながらもこれからは俺が楓を守ると固く決意したのもこの時だった気がする そう、この時から俺は楓を昔からの幼なじみとしてではなく、一人の女の子として意識するようになった
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