始まりの朝

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おっと朝の睡眠獲得戦争のせいで自己紹介がまだだった。 「俺の名前は大崎 純趣味はスポーツで成績は中間あたり顔は自分で言うのも照れるが悪くないと思うちなみに今日から高校二年生になる」 はい、自己紹介終わり。 あれっ? 扉の隙間から物凄い戦闘力が… フ○ーザ様もビックリだぜ(汗 そろそろリビングに降りないと母さんがブチギレちまう――― リビングに降りるとみんな席について朝食を食べていた 「おはよう、純」 「あ、薫姉さんおはよう 薫姉さんは今日もキレイだね」 「純ったら、お世話が上手なんだから」と気持ちのいい朝を迎えたはずだったが… 「な~に、朝から姉さん口説こうとしてんのよ気持ち悪い」とどこからともなく言葉のナイフが俺の心に突き刺さる。 「そんなんじゃねぇよ! 大体朝から変なこと言うんじゃねぇよ」 「変なこと言ってんのはあんたでしょ。そんなんだから未だに彼女の一人も出来ないんじゃない!」
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