始まりの朝

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おっと、妹はナイフからバズーカに持ち替えて俺のハートを粉々にしやがった。 「俺は彼女ができないんじゃなくて作らないんだよ」こちらも負けじとバズーカを手にとるが… 「ふーん、じゃお兄ちゃんはただのヘタレなんだ」 ―ドーン まさか自爆してしまうとは… 「いい加減にしなさい!二人ともさっさと朝ご飯食べちゃいなさい」 願ってもない助け舟だここはひとまず退散だ ―そんなこんなで朝ご飯を食べ終えて学校へ向かう準備をする そうだ、準備ができるまで家族の紹介でもしておくか 我が家の太陽的な存在の母さんこと大崎 知子(ともこ) 母さんは性格がとても明るいので家の雰囲気が暗くなることはあまりない 次に長女の薫姉さんこと大崎 薫(かおる) 薫姉さんは俺より一つ年上だ身内の俺が言うのもなんだがとてもキレイだしかも優しいんだよ。 だから言い寄ってくる男どもはたくさんいるが誰とも付き合ってはいない(何でかな?)
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